今は昔、ワイルドゾンビなるデッキが存在した(wiki参照)。
そのデッキは《野生の雑種犬/Wild Mongrel》や《ゾンビの横行/Zombie Infestation》の餌に手札回収可能クリーチャーを用いてアドバンテージを稼ぐというコンセプトであった。

《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》なくしては存在しえなかったであろうこのデッキは、彼が消えるとともに記憶と歴史に名を残すのみとなってしまった。

しかし今。太守の座を脅かす奴ら↓がついに動き出す!
《無規律の幻霊/Entropic Eidolon》
《極光の幻霊/Aurora Eidolon》
《新緑の幻霊/Verdant Eidolon》
《砂嵐の幻霊/Sandstorm Eidolon》
《謎の幻霊/Enigma Eidolon》

いや、さすがに弱すぎるだろ?!w

しかし、DISリリース時から使ってみたかったこいつらを、次期環境でなんとか使えないものだろうか?
捨て捨てカードもある程度は出たことだし。

■どのエンジンで利用するか。
さて、いかに強い弾薬も、発射できる銃がなければどうしようもない。
むしろ銃の性能=デッキの強さと言っていいだろう。
銃(=捨てエンジン)として機能するカードを、適当に上げてみた。

《特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage》
スペルシェイパーと組み合わせるのは極めて自然。
なかでも強力なのはこいつ。

《不和の化身/Avatar of Discord》
自身が多色なのが強み。プレイ時には墓地に落ちていないが、2対目を出す場合などはディスアドバンテージの穴埋めができるだろう。

《ラクドスのギルド魔道士/Rakdos Guildmage》
超優秀。多色+クマ+除去+フィニッシュ

《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton》
多色ではないので回収用には利用できないが、悪くはない。条件次第では居場所を見出すこともあるだろう。

《嵐の束縛/Stormbind》
本命。




こうしてカードを書き連ねてみると、全てのエンジンが襲いことがわかる。
ワイルドゾンビでは、キーとなるエンジンがどちらも2マナであり、《炎の嵐/Firestorm》にいたっては1マナ。しかもそのどれもが捨てるためにマナが要らないというサービスっぷり。
しかも弾薬を手札に戻す条件が幻霊ではやはり厳しい。スクイーは自身のアップキープという制限はあるものの0マナで手札に戻るのに対して、幻霊は“多色呪文プレイ”を要求するため、ここでもマナ消費によりテンポが失われる。
これでは比較にもならない。

確かに《嵐の束縛/Stormbind》は強いのだが、デッキの核とすべきではないというのが私の持論である。このカードはあくまで、最期の押し込みパーツとして優秀なのであって、「これを引かないとどうしようもない」デッキが勝ちあがるのは想像しにくい。もちろん使うなら4枚積んでも問題のないカードではあるが、本コンセプトでは、先のテンポの問題等から、あくまでもシナジー優先のデッキ、すなわち、幻霊回収によるハンドアドバンテージに頼らなくてもある程度戦えるデッキを心がけるべきなのである。
同じことがヤヤにも言えるのだが、そうなると、幻霊など入れないほうが強いということになってしまう。
《直観/Intuition》でもあれば話が違ったのだろうが・・・。

そうなると、幻霊の生きる道とは、エンジンを変える以外にない。つまり、基本コンセプトを変えるのだ。
私が考えたのは、“自身のライブラリを高速で掘り進み、他の墓地利用カード共々、現霊を利用するビートダウン型デッキ”である。
なぜビートダウンにこだわるのかというと、墓地活用で第1に思いつくリアニメイトでは、普通に太陽拳でアクロマでも吊り上げたほうが強いだろうとの理由に由る。

では、このコンセプトでは何が有効であるか。

1.    墓地からよみがえるカード
《ハーコン将軍》や《冥界の裏切り者/Nether Traitor》。あるいは発掘持ちがこのカテゴリーに属する。特に発掘持ちはライブラリーを掘り下げる効果が期待できるため、場合によっては活躍するかもしれない。。

2.    フラッシュバックカード
《燃焼/Conflagrate》がシナジーしていなくもない。減霊を回収できればDiscardコストに当てることができるからである。

3.その他
《昨日の首飾り/Locket of Yesterdays》などは相性の良いカードである。
とにかく大量に墓地を増やしつつ、複数の首飾りが出ている場合は、劇的なコストダウンが図れる。
また、ラクドスによく見られる、相手も自分も手札を捨てさせるカードも使い出があると思われる。

これらを踏まえてデッキを作ろうとしてみた。

4《謎の幻霊/Enigma Eidolon》
4《無規律の幻霊/Entropic Eidolon》
4《新緑の幻霊/Verdant Eidolon》
4《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》

4《昨日の首飾り/Locket of Yesterdays》
2《Stormbind / 嵐の束縛》
4《燃焼/Conflagrate》
4《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable》

2《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
22土地


時間がないので、今はこれまで。
なにかアイデアがある人は、コメント欄に書いていただけると励みになります。(‘V’)

結論:所詮、ファンデッキw

コメント

GORA
GORA
2006年10月12日23:21

なぜかビートダウンじゃなくコンボになってるw
今気づいたので、炒って来ます。

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